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【JGC修行】日本航空の上級会員になるために飛行機に乗りまくる計画

投稿日:2023年9月23日 更新日:

日本航空の飛行機に乗りまくって、“半永久的”な上級会員資格を手に入れたいと思います。


目次


日本航空の上級会員制度

日本航空に限らず、多くの航空会社には、「上級会員制度」が存在します。上級会員になるには、一般に、飛行機に乗りまくる必要があります。

日本航空の上級会員ステータスは、2023年時点で、大きく分けると、

  • クリスタル
  • サファイア
  • JGCプレミア
  • ダイアモンド

があります。クリスタル・サファイア……の順にステータスが高くなっていきます。

ステータスの取得条件の詳細は、以下のページをご覧ください。基本的に、前年の搭乗実績(『FLY ON ポイント』というマイルに似た概念のポイント取得数)に応じて、その年のステータスが決まります。

では、前年に飛行機に乗らなければ、上級会員資格は剥奪されるのでしょうか。

日系の大手航空会社(日本航空・全日空)には、この上級会員資格を半永久的に持ち続けられる制度があります。日本航空は「JALグローバルクラブ(JGC)」、全日空は「スーパーフライヤーズ会員(SFC)」という制度があり、一度でも所定のステータスを獲得して、指定のクレジットカードを発行し所有し続ければ、全く飛行機に乗らなくても”半永久的”に上級会員資格「サファイア」を維持することができます。

サファイア達成条件とJGC加入条件(2023年まで)

日本航空の“半永久的”上級会員制度「JALグローバルクラブ(JGC)」に加入するには、一年間だけでも、飛行機に乗りまくって、二番目に位の低いステータス「サファイア」を達成する必要があります。

サファイアの達成条件は、2023年時点で以下のいずれかです。

  • 1月~12月の間に、50000 FLY ON ポイント 獲得(内 JALグループ便 25000 FLY ON ポイント以上)
  • 1月~12月の間に、50回(内 JALグループ便 25回以上)かつ 15000 FLY ON ポイント

そこで、”半永久”の上級会員資格と言われているJGC加入を目指し、多くの人が 50000 FLY ON ポイント or 50回搭乗 を目標に一年間飛行機に乗りまくる、†修行† という行為をおこなっています。
後者は特に「回数修行」と呼ばれ、運賃の安い離島路線に乗りまくって回数を積む手法が一般的に取られます。

JALの新ステイタスプログラムと2024年からのJGC加入条件

しかし、日本航空は、2024年から新たなステイタスプログラムを導入すると予告しています。

曰く、前年1月~12月の搭乗実績に応じてステータスが付与される従来の上級会員制度『FLY ON プログラム』はそのままに、生涯のJALグループ便の搭乗実績・航空以外のサービス(JALカードなど)に応じてステイタスが付与される『新ステイタスプログラム』が新設されるとのことです。

ここで注目が、JALグローバルクラブ(JGC)の取り扱いでございます。2024年からのJGCは、

  • JGC加入条件を「新ステイタスプログラムでの所定のランク以上の達成」と変更する。
  • 現在のJGC会員は「新ステイタスプログラムでのJGC会員」に移行する。

と予告されています。

従来のJGC加入資格は、前年の搭乗実績に応じて付与される「サファイア」ステータス達成だったので、一年間だけ飛行機に乗りまくって修行すればJGC加入できていましたが、2024年からは生涯の搭乗実績に応じて付与される「所定のランク」達成になったため、一年間だけ飛行機乗りまくるといった小手先の方法ではJGC加入できなくなることが予想されています。

JGC修行をする理由

来年からJGC加入が難しくなりそうだったから

先の通り、2024年以降はJGC加入条件が変更となり、一年間飛行機に乗りまくる修行ではJGC加入できなくなる可能性が高いです。よって、JGC修行するなら今年がラストチャンスだと判断しました。

国際線 FLY ON ポイント2倍キャンペーン

2023年下半期は、上級会員資格の判定基準である『FLY ON ポイント』が、国際線に限り2倍付与されるというキャンペーンが開催されました。

JALに先んじて、ANAも同様のキャンペーンを開始しました。JALもANAも、コロナ禍は国内線・国際線 2倍キャンペーンを開催して修行僧を呼び込み生計を立てようと頑張ってましたが、コロナは「ただの風邪」同然の扱いを受けるようになった2023年においても、国際線の旅客数が伸び悩んでいるのかありがたいことに FOP 2倍キャンペーンが実施されました。

FOP 2倍キャンペーンは、日本航空側からの「みんな修行しようね!」というメッセージに他なりません。「なら修行してやんよ」という気持ちにさせられます。

航空への興味が高まった

近年、鉄道業界は暗いニュースが多いように思います。ローカル線の廃線は続くし、リニアの建設もうまくいかないし、乗り慣れた201系ももうすぐ形式消滅するし。鉄道に留まらず興味の範囲を航空に広げたほうが、人生幸せになれると判断しました。

カレーがおいしいらしい

羽田・成田の国際線ラウンジのカレーが死ぬほどうまいらしく、中毒性・依存性が高いとのことで、食べてみたいと思いました。JGC修行しなくともビジネスクラスに搭乗すれば食べれますが、カレー食べるためにビジネスクラス乗るついでにJGC修行する、といったノリです。

50000FLY ON ポイントとはどれくらいか

2023年までは「サファイア」ステータス達成でJGC加入できます。私は国際線ラウンジでカレーが食べたいので、短距離線中心に50回搭乗する「回数修行」を選ばずに、50000FLY ON ポイント(以下FOP)取得を目指して長い距離飛びまくることを目指しました。

FLY ON ポイントとは何か?

FLY ON ポイントはマイルに似た概念のポイントです。以下の式で表されるように、搭乗で得られるマイルに応じて付与されます。

  • FLY ON ポイント = 搭乗で得られるマイル × FOP換算率 + 搭乗ボーナスFOP

FOP換算率は次の通りです。国内線と国際線のアジア・オセアニア路線に乗るとFOPが貯まりやすいです。

  • 日本国内線:2倍
  • JAL便の日本発着 アジア・オセアニア・ウラジオストク線:1.5倍
  • その他国際線:1倍

搭乗ボーナスFOPは、搭乗券の運賃種別・予約クラスによって異なります。国内線だと、セイバー・スペシャルセイバーの場合は 200FOP が搭乗ボーナスとして加算されます。

また「搭乗で得られるマイル」数も運賃種別・予約クラスによって変動します。ルールが複雑ですね。でも御安心ください。日本航空公式が、FLY ON ポイント計算ツールを用意してくれています。

出発地・到着地・運賃種別/予約クラス を入力すれば、獲得できるFOPを計算してくれます。

50000FOPは羽田-那覇15往復分

FOPを稼ぐには、距離が長い、かつ、運賃が安い路線が好まれます。修行僧の多くは、

  • FOP単価 = 運賃 / 獲得FOP

という指標でもって、その路線・予約クラスのコスパを判断します。FOP単価が低いほど、コスパが良いということになります。

国内線で一般にFOP単価が良いとされている路線は、羽田-那覇です。獲得できるFOPは、普通席でセイバー・スペシャルセイバーで予約した場合 1676FOP となります。

2023年4月の運賃改定前は、安いと片道1万円程度で飛べたそうですが、運賃改定後は、安くとも1万5千円程度はかかります。それでも、FOP単価は10前後になります。一般にFOP単価は10を下回れば良い方だと言われているようです。

では、50000FOP達成には、羽田-那覇間は何回搭乗する必要があるでしょうか。計算すると30回、すなわち15往復です。羽田-那覇線は便数が豊富なので、一日に2往復することが可能です。修行僧の一部は、観光するわけでもなく、ただひたすら羽田-那覇間を飛びまくるそうです。まさに修行です。

国際線を使うとどうなるか

国際線を使う場合、1.5倍のFOPが付与されるアジア・オセアニア路線の中でも、比較的長距離なシンガポール・クアラルンプール・シドニーあたりの往復でFOPを稼ぐのが一般的です。

東京-シンガポール線の場合、例えば以下のFOPが獲得できます。

  • エコノミークラス(マイル積算率50%の予約クラスL・V・S):2884 FOP
  • ビジネスクラス(マイル積算率125%の予約クラスJ・C・D・I):6610 FOP

従って、ビジネスクラスで東京-シンガポール往復するだけで13220FOPも稼ぐことができます。しかも、2023年は国際線FOP2倍キャンペーンが行われているため、なんと50000FOPの半分以上の26440FOPを一撃で獲得できます。

一方、日本発の国際線の往復運賃、特にビジネスクラスはべらぼうに高く、 シンガポール往復となると条件が良くても30万、酷いと50万以上する印象です。FOP単価的には魅力的ではない場合もあります。

しかし、日本発だと高い国際線ですが、海外発券という裏技的手法(合法)を使うと、日本発で発券するより大幅に安くなる場合があります。今回もソウル発券することでビジネスクラスの切符を安く発券しました。

JALカード会員限定 初回搭乗FOPボーナス のありがたさ

さきほどから「サファイア」達成には50000FOP必要と述べておりましたが、実際には45000FOP、20代は43000FOPを搭乗によって獲得すれば十分だったります。

2023年はJALカード所持者対象に 初回搭乗時に5000FOPを進呈するキャンペーンが行われました。

エントリーが必要ですが、JALカードを持った状態で、JAL便に搭乗すれば、5000FOPがタダでもらえます。

さらに、20代限定で入会できる JAL CLUB EST に入会すれば、毎年の初回搭乗時に2000FOP貰えます。

CLUB EST 年会費は5500円なので、FOP単価は脅威の2.75となります。20代はCLUB ESTに入会すれば43000FOPを目標に修行をすれば良いことになります。

ワイの修行計画

以下の方針で計画を立てました。

  • 日数は最小限にする
    • JGC修行後にSFC修行の余地を残すため
  • なるべく現地で観光する
    • 韓国でKTX・インドネシアで元JR・営団に乗る
  • 国際線ビジネスクラスに乗ってラウンジでおいしいカレーを食べる
    • 運賃を抑えるために海外発券をする

結果的に以下の行程になりました。

  • 羽田-那覇
    • 往路:クラスJ《1872FOP》
    • 復路:普通席《1676FOP》
  • 羽田-ソウル金浦(1往復目)
    • 往路:エコノミークラス《969FOPx2》
    • 復路:ビジネスクラス《1821FOPx2》
  • 成田-ジャカルタ
    • 往路:ビジネスクラス《7173FOPx2》
    • 復路:ビジネスクラス《7173FOPx2》
  • 羽田-ソウル金浦(2往復目)
    • 往路:ビジネスクラス《1821FOPx2》
    • 復路:エコノミークラス《969FOPx2》

航空券は以下のように購入しています。

  • 羽田-那覇
    • クラスJ + 普通席
    • 運賃種別:セイバー
    • FOP:3548
    • 金額:42183円
    • FOP単価:11.9
  • 羽田-ソウル金浦
    • エコノミークラス往復
    • 予約クラス:S + V
    • FOP:3876
    • 金額:53160円
    • FOP単価:13.7
  • ソウル金浦-東京経由-ジャカルタ
    • ビジネスクラス往復
    • 予約クラス:I
    • FOP:35976
    • 金額:245909円
    • FOP単価:6.84

結果的に 43400FOP獲得、FOP単価は7.86(JALカードボーナスも勘案すれば6.88)となりました。

ジャカルタへのビジネスクラス航空券は、東京発はソウル発よりも高かった記憶があります。ソウル発券(すなわち海外発券)することで、東京発よりも安い上に、東京-ソウルの往復のビジネスクラスもついてきました。この区間のFOP単価は7を下回りました。

ソウル発ジャカルタ行きの航空券なので、この前後をサンドイッチする形で東京-ソウルのエコノミーの切符を取りました。従って東京-ソウルを2往復することになります。

ちなみになぜジャカルタを目的地にしたのかというと、ジャカルタには元JR東日本の205系や営団05・6000・7000系、東急爆音8000系などの引退した日本の中古車両が現役バリバリで走っており、それを見てみたかったからです。ソウルは単純に海外発券地として近くて良いというのと、東横インがあるので安心して泊まれるという理由です。羽田-那覇の往復は調整に必要でした。直前に獲ったので運賃は高く、なぜか往路はクラスJが普通席より安かったです。

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